中国で古くから、五臓を充たすと言われ、使われてきたゴマノハグサ科の植物です。特に中国河南省の懐慶で栽培されているものが良質といわれています。 真珠貝末(パールカルシウム)は、主成分のカルシウムを始め各種のミネラル類を含みます。特に、真珠貝末特有のタンパク質(コンキオリン)が豊富に含まれる良質な栄養食素といえましょう。 中国では、昔から菊を食べると体がすっきりすると考えられ、菊花茶や菊花酒として用いてきました。日本でも昔から食べ続けられています。 日本では、オオバコ茶として親しまれ、古くから飲用されています。別名「カエルッパ」などと呼ばれ、弱ったカエルをこの葉で包むと元気になるという言い伝えがあります。道端に自生する生命力の旺盛な植物です。 高麗人参には、人参特有のジンセノサイドという数種類のサポニンが含まれています。人参は健康を維持する各種の機能を持った伝統食品です。 一般に芽はおひたしや、あえ物、クコ飯、クコ茶、果実はクコ酒などにして食されています。中国では、果実や、芽を古くから家庭薬膳の素材として珍重しています。 中国のせっこう省が主産地で「コウネニク」と称され、日本でも奈良県でわずかに産出されるグミ科のアキグミの果実で、別名ハルコガネバナとも呼ばれています。秋に楕円形の赤い実が成り、実の中に有機酸、タンニン、糖などを含んでいます。 健康を気遣う中国の人達は、三七人参を金に換えられない、別名“金不換”とも呼んで、中国の長い歴史の中で愛用されています。 小麦胚芽は、良質なタンパク質や、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル類、不飽和脂肪酸であるリノール酸が豊富に含まれています。 エビスグサは、なじみ深いハブ茶として知られた植物で、南アジアや日本で広く栽培されています。中国でもエビスグサの種子を決明子と呼び、古くから健康維持を目的に用いられています。 タンパク質、ミネラル、ビタミン群をバランスよく含むと同時に、酵素や花粉・アセチルコリンなどが含まれ、非常に栄養価の高い、蜂蜜の贈り物です。 高級中華料理のフカヒレスープとして有名。食用コンドロイチンを含み、栄養豊富な食品です。コンドロイチンは、粘性物質(ネバネバしたもの)であるムコ多糖体の成分のひとつで、体の組織をみずみずしく保ちます。 アワビの貝殻。中国では「千里光」をも呼ばれています。「決明」とは「目を明らかにする」と名づけられるほど目に良い素材として古くから使われてきました。 チンピとは熟したミカンの皮を乾燥させてものです。ポリフェノールの一種であるフラボノイドを含み、食欲がない時などに用いられています。 |
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